▼ 第9回グローバル時代のMOT研究会 2月15日(土)開催案内 ---------
主査 西村 泰一
昨年12月8日の日本経済新聞記事に、“「博士」生かせぬ日本企業 取得者10年
で16%減”というタイトルで、(以下新聞文面より引用)「世界は新たな「学歴社会」
に突入している。経営の第一線やデジタル分野では高度な知識や技能の証明が求め
られ、修士・博士号の取得が加速する。主な国では過去10年で博士号の取得者が急
増したのと対照的に、日本は1割以上減った。専門性よりも人柄を重視する雇用慣
行を維持したままでは、世界の人材獲得競争に取り残されかねない。」という記事
が出ていました。
今回はその「技術士」を取得され、「博士」の資格も持ち、企業内「コンサル」
他でも幅広くご活躍の講師をお招きし、今までの講師の歩みを振り返りつつ、技術
士・技術経営について講師の切り口での説明をしていただきます。
その上で、講師の考える日本の技術とは?及び日本の未来についての課題と対応
について、ご説明いただき、参加者の方々と共に考えてみたいと思います。
日本経営工学会では「産学連携研究交流会」などの活動を行いながら,産学連携
活動の推進を図っています。その中で、技術士(経営工学)取得への支援活動も継続
的に行っています。今回は、将来的に「技術士」や「博士」を目指している方々の
積極的なご参加をお待ちしております。
テーマ:「技術士と技術経営 : 日本の未来を考える」
講演者:アプライド・マテリアルズ ジャパン(株)田中 慶一 氏
内容紹介:
講師は、1987年に大学卒業後、5つの大手企業でエンジニアとしてのご経験を積み
つつ、幾多の資格をとり、それを企業内外で活用されています。そして、社外でも
通用するキャリアアップを実践されている方です。
前半は、講師のご紹介を今までの講師の歩みと共にしていただき、「技術士とは?」、
「なぜ博士を取得?」、「技術経営とその意義」、「企業内コンサルの活動」、「イ
ノベーション支援活動」等を紹介いただきます。
後半では、講師の考える「日本の技術とは?」をご説明いただき、そのうえで日本
が今後直面する4つの課題(①少子高齢化、②アジア圏支援、③国際標準化関与、
④次世代先進技術)について課題と対応について考えていきたいと思います。
会場:東京都市大学 渋谷サテライトクラス 五島育英会ビル 地下1階
JR渋谷駅南口より徒歩5分
(今回は、昨年度までの会場である新宿工学院大学とは場所が異なりますのでご注意ください)
会場アクセス :http://www.civil.tcu.ac.jp/toshij/civil_lp/
時 間:2020年2月15日(土)13時30分~16時30分 (受付は13時より)
参加費:1,000円(領収書を発行いたします)
参加申込:開催日2日前までに、お名前、ご所属、を下記アドレスに必ずご連絡ください。
taiichi.nishimura@hoya.com